2016年1月11日 (月)

竹田圭吾氏死す

 今朝のniftyの国内ニューストップに出ていた。

<竹田 圭吾氏(たけだ・けいご=ジャーナリスト)10日午後2時すぎ、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去、51歳。東京都出身。葬儀の日取りは未定。
 慶大卒。01年から10年まで「ニューズウィーク日本版」編集長を務めた。フジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」「とくダネ!」などにコメンテーターとして出演。昨秋、がんで闘病中であることを公表していた>

 去年から激ヤセしていたので病気とはわかっていたけど・・。
 先月の「Mr.サンデー」の最終出演時は、一層やせていたから気にはなっていたけど、早かったね。それにしても、そんな状態でも冷静にコメントしていたのがびっくりだ。

 一般的な所とは違うコメント内容が以前から気に入っていた人で、それも関西系の奇をてらったものじゃなくて、芯があったからツイッターもフォローしてたのに。

合掌

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2012年10月14日 (日)

訃報:丸谷才一

 丸谷才一さんが13日亡くなった。87歳。心不全だそうだ。
 僕は彼の小説の類を読んだことがない。一度読みかけたけれど、他の用事が出来て止めて、結局そのままだった。ただし、1冊だけはずっと手元に持っている本がある。
 「文章読本」
 1977年の発行になっている、いわゆる読本だ。因みに「読本」をネット辞書で引くと、<読みやすいようにやさしく書かれた入門書や解説書>となっている。
 小説を書くに当たっての心構えのようなものが、先人の、例えば谷崎なんかの文章を例に引きながら書いてあったように覚えている。日本語の美しさを再認識するような内容もあった。もう35年も前の本なのに、今だに持っているのは魅力があったんだろう。ハードカバーの表紙にはビニールのカバーが最初からかけてあって、今もあちこちビニールは破れているが付いたままになっている。多分これからも持ち続けるだろう。

 文学の話と言えば、今年も村上春樹はノーベル賞が獲れなかった。TV番組では、またしても彼の話題が色々と流れたが、忘れていたこんな事も思い出させてくれた。
 それは彼の処女作「風の歌を聴け」に関すること。
 村上は、この小説を最初に書いた時は気に入らなくて、今度は最初から全て英語で書いてみた。そして、それを和訳したのが今世に出ているもんだと言うこと。
 英米文学を原著で読み親しんできた村上にとって、アチラ風の表現が合っているんでしょう。そしてそのスタイルが彼の本が海外の言葉に訳し易くしているのかもしれないと、TVの司会者は言っていた。

 文学っておもしろい。

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2011年10月14日 (金)

柳ジョージ亡くなる

 ツイッターで柳ジョージが亡くなったことを知った。
 10月10日のこと。享年63歳。糖尿病を患っていたらしい。
 1948年の1月30日生まれ。
 矢沢永吉は「成り上がり」を書いたけど、柳さんの本は「敗者復活戦」だった。どちらも当時読んだ。
 独身の頃だから、もう随分前だけど、福岡でのコンサートに行ったことがある。まだ、レイニーウッドと一緒に活動していた頃だ。港の近くのサンパレスホテルでのコンサートだった。レコードで聴く音と歌声と、ステージ上から聞こえてくるソレが遜色ないのに驚いた。
 全ての曲が好きだが、多分今日は「♪遺言」をアップする人が多いだろうから、違う曲を載っけたいと思う。

 様子からすると、今世紀になってからのlive映像ではないかと思われる。高音の伸びも往年の力強さはないけれど、やっぱりいいなぁ。
 合掌


 

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2011年3月27日 (日)

知人の訃報

 今日、古い知人の死を知る。
 以前勤めていた会社で、同じ名前だったものだから、彼は「○○ A」と呼ばれ、僕は「○○ B」と呼ばれていた。先に僕の方が辞めたから、彼の消息は知らなかった。今もその会社にいると漠然と思っていたが、既に彼も辞めていて、亡くなった時は鹿児島にいたらしい。

 同じ北九州の出身。
 僕の方が社歴では後輩だが、年齢は一つ上だった。
 同じ独身寮に入り、週末は大勢の仲間と共に、一緒にテニスをしたり、焼鳥屋で騒いだり、夏には海にも行ったこともある。無駄な贅肉が無く、しなやかな黒豹を思わせるような身体つきをしていて、夏にはいつも白いスニーカーを履いていたことを思い出す。

 鹿児島は彼が仕事で良く行った場所で知り合いも多かったので、退社後の勤めがそちらだったらしい。死因は一酸化炭素中毒。
 年末に自宅の倉庫を片づけていて、倉庫の中が寒かったので七輪か何かを焚いていたらしい。外から帰ってきた子供が見つけたとの事。そんな不注意な事をする人間では無かったような気がするんだが・・・。

 ご冥福をお祈りします。
 合掌

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2010年12月31日 (金)

思い出の人々

<エリック・ロメール、小林繁、エリック・シーガル、ロバート・B・パーカー、浅川マキ、ミッキー安川、J.D.サリンジャー、見田盛夫、立松和平、玉置宏、ディック・フランシス、藤田まこと、ウィリー・デービス、ピーター・グレイブス、清水一行、大森実、しばたはつみ、ジョン・フォーサイス、木村拓也、井上ひさし、フアン・アントニオ・サマランチ、多田富雄、河野高明、アラン・シリトー、北林谷栄、佐藤慶、鈴木俊一、ハンク・ジョーンズ、吉岡治、荒川修作、ラッシャー木村、ゲーリー・コールマン、デニス・ホッパー、佃公彦、パク・ヨンハ、梅棹忠夫、つかこうへい、J.P.ホーガン、ジョージ・スタインブレナ−、石井好子、早乙女愛、中村祐造、森毅 、今野雄二、大麒麟將能、南美江、梨元勝、川本喜八郎、今敏、アントン・ヘーシンク、山本小鉄、三浦哲郎、初代若乃花、小室直樹、谷啓、ケビン・マッカーシー、小林桂樹、池内淳子、アーサー・ペン、トニー・カーティス、榊莫山、大沢啓二、池部良、坂田栄男、コロムビア・ライト、野沢那智、黒木昭雄、佐野洋子、星野哲郎、松本友里、深町純、シルヴィア、朝倉喬司、正司玲児、ボブ・フェラー、ブレイク・エドワーズ、バド・グリーンスパン、竜鉄也>

 さとなおさんのwebページに今日記された、今年亡くなった有名人の方々です。そして本日、高峰秀子さんも亡くなられました。

 あまりに沢山の人数なので、しかも最近は毎年のように何十年も前に知った人々が亡くなっていくので、つい忘れてしまうことが多い。なので、こちらにも転載させてもらった次第。

 作家、映画監督、スポーツ選手、歌手。改めて見てみると、あぁこの人も今年だったか! と、そんな思いのする人もいますな。
 来年は、空の上から我々を見守って下さることを願いつつ、合掌。

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2009年10月18日 (日)

訃報:加藤和彦(フォークル)

 昨日亡くなった加藤和彦は鬱病による自殺だったそうです。
 『音楽で、やることが無くなった』と、作家活動の苦しみに悩んでいたそうで、井筒監督の次回作の音楽監督も任されていたそうですが、監督には鬱病だと告白していたとのこと。なんか、伊丹十三も思い出しちゃったなぁ。
 追悼の意を込めて、youtubeからこの歌を。 合掌


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2009年9月19日 (土)

訃報:マリー・トラバースさん(PP&M)

 PP&M(ピーピーエム)と呼んでいた、フォークグループ、ピーター、ポール&マリーのマリーさんが亡くなった。
 「♪500マイル」、「♪レモンツリー」、「♪花はどこへ行った」、「♪天使のハンマー」などのヒット曲があり、60年代の日本のフォーク・ソングブームにも大影響を与えたし、私もギターの練習で「♪500マイル」や「♪花はどこへ行った」は唄っておりました。
 リアルタイムのヒット曲でラジオなどで良く聴いたのが「♪悲しみのジェットプレーン」。youtubeで動画を見つけましたので、掲載します。未見ですが映画「アルマゲドン」でも流れたとのことでした。
 PP&Mと一緒に作者であるジョン・デンバーも唄っております。

 『ウィキペディア(Wikipedia)』で経歴など調べていたら、・・・
<2005年、マリー・トラヴァースが白血病と診断され、その年のコンサートツアーはキャンセルされた。
 2007年2月、北朝鮮による日本人拉致問題の解決(=横田めぐみ救出と北朝鮮の譲歩)を願う「Song for Megumi」を発表。収益は滋・早紀江夫妻の活動に使用される予定。2007年5月に来日し、拉致被害者支援コンサートを開催した。
 2009年9月16日、マリー・トラヴァースが、白血病のためコネティカット州ダンベリーの病院で死去。72歳没。>

 拉致問題に関わっておられたこと、知りませんでした。


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2009年6月26日 (金)

訃報:マイケル・ジャクソン 死去

 今朝のワイドショー一番の、いや多分今日、いや今週末一番の芸能ニュースは「マイケル・ジャクソンの死亡」でしょう。鎮静剤の打ちすぎによる心臓発作らしいですが、検死の結果は1週間くらいかかるそうです。自殺の線も考えられるでしょうネ。

 ジャクソン・ファイブでデビューした頃から聴いていた人間としては、あんなに可愛かった男の子が何故あんなに整形までしていったのか理解に苦しむばかりの、彼の後半生でした。
 小学生の頃から人気者になり、同じ年頃の子供たちと遊ぶ機会もなく成長したマイケルが、自作のネバーランドで子供たちと遊ぼうとしたのも分かる気がします。幸せだったのか、不幸な人生だったのか、それは彼のみが知ることではありますが・・・。
 と、いうことで、youtubeから懐かしい子供の頃の元気な歌声を。


 懐かしい歌を聴いていたら、同じ時期に活躍した白人のやはり5人組の兄弟ボーカル・グループも思い出しました。オズモンド・ブラザーズ。
 この頃は、モータウン系のソウル・ミュージックが流行だったんですかな?

*

 お昼のワイドショーで取り上げられましたが、同じ日に、昔懐かしい女優さんも亡くなったそうです。
 TVの人気番組「チャーリーズ・エンジェル」で、一躍脚光をあびたファラ・フォーセット・メジャーズ。享年62歳。末期癌だったそうです。

 合唱

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2008年11月11日 (火)

訃報:デイブ平尾

 ゴールデン・カップスのデイブ平尾が亡くなった。11月28日(金)には、東京でカップスのコンサートが予定されていたが、今回の訃報を受け追悼コンサートになるとのことだ。
 多分、彼らの最大のヒット曲は、数年前に島谷ひとみのカバーがヒットした「長い髪の少女」だろう。タイガースやテンプターズが人気バンドだった頃、通好みのバンドとして一部のマニアには絶大な支持を得ていたグループだった。
 デイヴ平尾、エディ潘、ルイズルイス加部、マモルマヌー、ミッキー吉野とハーフのような名前の人ばっかりだったが、全員日本人だったそう。姉が大好きで、確かベース担当の加部のファンだった。You tubeでちょっと前の動画を見つけたので載っけておこうと思う。加部の高速ベースも聞けます。

 平尾、享年63歳。食道がんだったそうだ。

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2008年5月29日 (木)

なんやかや

 バタバタと忙しくなって、なんや、何も書けなくなってしまいましたがな。忘れない内に書いとこ。

 スポーツでは、バレーのオリンピック予選をよく見ておりました。女房が好きなもんでね。大山加奈(←漢字あやふや)ちゃんはどうやら腰痛か何かで出場を断念したようだけど、女子チームは1敗しただけで北京出場を決めました。前回だったかは、栗原恵ちゃんが金髪にしていたけど、今回は高橋みゆきがパツキンにしておりましたな。
 何故か、金髪に日本人がするとヤンキーに見えてしょうがないんだけど・・・。
 トスからアタックまでの時間を縮めることによって得点がふえたという解説がありました。本番では敵側も対応してくるだろうから、それようの対策も必要になるんだろうなぁ。

 世界的には天災のニュースが続いた。中国四川省では大地震があり、ミャンマーでは大水害。シャロン・ストーンが、中国の地震はチベット問題への罰だ、みたいな発言をして非難を浴びているようだが、正直、ミャンマーにもあんな災害があると神様の罰じゃないかなんてふと考えなくもなかったな。
 中国の地震の死者は数万人。洪水、感染症の発生などの二次災害の危険も増大しているとか。日本の公立学校の地震対策もかなり不備な様なので、ソチラも気になりますな。

 船場吉兆が廃業なそうな。あれだけ危機管理の無さを露呈して、営業が続くわけがないですな。不祥事が一段落した後に、またあの女将が再出発の指揮を執ると出てきた時から、こうなることは想定内でおました。

 東京では隣人に殺されたらしい女性の事件が連日流されている。33歳の真面目で通ってきた男が容疑者で、逮捕前にマスコミのインタビューに答えている映像が繰り返し流され、その猟奇的な犯行とのギャップが空恐ろしい。容疑者の母親にインタビューしに行ったマスコミもいたが、男は33歳、親の責任を云々する歳でもなかろうに・・。

 NHKはまたもや不祥事(業務中の株取引!)、後期高齢者保険制度の説明会の本音の腹立たしさ、日本人の無責任感覚はMAXのようです。

 ゴロッと気分を変えて、映画界では訃報が一つ。
 「TARO’S CAFE」さん、「シネマトリックス」さんでも書かれておりましたが、シドニー・ッポラック監督が亡くなったようです。73歳。
 「追憶」はテレビの吹き替えで雑に観た程度だけど、主題歌は大好き。
 「ひとりぼっちの青春」、「愛と哀しみの果て」、「トッツィー」、「大いなる勇者」、「コンドル」、「ザ・ファーム」、「出逢い」。色々観たなぁ。
 合掌

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