2020年2月 6日 (木)

youtube中毒

 夕べの「ホンマでっか!?TV」に人生相談のゲストで出ていた山崎賢人の悩みは、寝る前に見るyoutubeが止められないという事だった。ホントは映画が観たいんだけど、そんな体力はないなぁと短いyoutubeを見ていたら、止められなくなって結局2時間見てしまった事があり、悔しい思いをしたとか。

 これは明らかに中毒だ。依存症だ。

 池田教授のコメントでは、5分以内の動画はドーパミンが出て止まらなくなるとの事。更にこれを直すのは容易ではないとの事。

 澤口教授は、10代~20代の若者は特に中毒になると、快感ホルモンの放出を前頭前野が抑えられなくなって、脳の構造までが変わってしまうらしい。

 映画は1時間、2時間見続ける必要があるけれど、youtubeは面白くなければどんどん切り替える事も出来、それが次々と快感を追い求める行動に繋がるらしい。

 

 最後に解決方法だが、武田教授のコメントはyoutubeを見る時、まず 画面との距離をなるべく遠くにする事、そして音質の良い機械で観る事、そうすると眠れるらしい。ま、遠い画面ということなので、最後はテレビが良いという事なんだろう。スマホもPCも近いからだめ。

 しかし早い話が、寝る前にはyoutubeなどの短い動画は見ない方が良いという事。

 中毒という事で考えれば、PCでネットサーフィンするのも同じ理屈なんだろうな。

 

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2019年2月24日 (日)

ブラタモリ パリ続編

 夕べのブラタモリは海外編パリの続編でした。
 前半はこの番組らしい地層に関する情報で、統一された街並みの外壁に使われた石材が、なんとパリの地下わずか20mに豊富に眠っていたものだった事。石の名前はもう忘れちゃったけど、確か石灰岩だったかな。
 日本の石灰岩は地下のプレートの圧迫によって大変硬いものが多いが、パリのソレはただ沈下していっただけで圧縮されたりしてないので、加工しやすい硬さなんだそう。
 元々は海の下だったパリの地下には豊富に有り、美しい街並みに似合いの材料となったんでしょうな。

 そして、後半にはモンマルトルの丘が出てきました。
 ムーラン・ルージュが有り、かつては芸術家たちの集う場所として有名でしたが、実は19世紀の中ごろまではパリ市ではなく、別の行政区だったためにパリの高額な課税対象にならず、よって安価に生活できたんだそう。
 丘の標高は約130m。
 ムーラン・ルージュも含めた歓楽街は丘の麓にあり、いまもケバケバしい性風俗の看板が立ち並ぶ界隈の様でした。19世紀も娼館等があったんでしょう。
 丘の上はいまも観光地としてにぎわっているようで、丘の反対側の斜面にはブドウ畑もありました。昔は一面のブドウ畑があって麓の歓楽街で飲むワインの供給源となっていたようです。
 『地産、地消、地酔』。タモリらしいジョークでした。

 モジリアニを主人公とした映画「モンパルナスの灯」というのがあり、モンパルナスとモンマルトルがごっちゃになるんですが、ウィキによると、モンマルトルがパリに併合され観光地化していったので、セーヌ川の反対側に位置するモンパルナスに芸術家達は移っていったんだそう。
 モンマルトルは19世紀は農村風景などが残る地区で、それを求めて画家たちが集まったんだそうです。
 丘の上からはパリが一望でき、「赤い風船」の冒頭のシーンや「大人は判ってくれない」の夜明けのシーンを思い出しました。ま、あれがモンマルトルの丘とは限ってないですが、意外とパリは高低差のある街なのかも知れません。



 

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2019年2月17日 (日)

ブラタモリ パリ

 夕べの「ブラタモリ」はヨーロッパ編の第2弾、フランスのパリでありました。
 観終わって残った印象の第一は、二世紀前のパリが糞尿まみれのきったない街だったという事。

 『華の都パリとかいうけれど、街を歩けば犬の糞だらけで大変よ』
 何十年か前にそんな声を聞いた覚えがありますが、もっと前は犬の糞どころか、人間様の汚物まみれの街だったという、なんともお食事時にはそぐわない話題でした。

 パリは古くから栄えた町だが、交通網より住居の方が優先され、気がついた時には狭い路地ばかりの街で、下水道の整備も後回しになっていた為に、生活排水も地上の路上に排水溝を作ってセーヌ川に垂れ流していたそうな。
 で、今の美しい街になったのは19世紀半ばに当地のセーヌ県の知事になったジョルジュ・オスマンによる「パリ大改造」が行われたからだそうで、何しろ、その汚さの為にコレラなどの疫病も流行ったというんですから。
 因みに時の皇帝はボナパルトの甥ルイ・ナポレオン三世、第二帝政時代だそうです。

 ジャン・バルジャンの悲劇がミュージカルにまでなった「レ・ミゼラブル」はまさに19世紀の初期が舞台。
 僕は小学生の頃に「あぁ、無情」を読んだきりなので、環境描写の事は忘れているけれど、あの大ヒットミュージカルには、そんな糞尿まみれの様子も感じられたのかな?
 ハハハ。
 それは冗談ですけど、大昔のパリの物語を観る時(或いは読む時)には、今回のブラタモリを思いだしそうだなぁ。

 そして、来週も「パリ」だそうです。
 ヨーロッパ編が断続的に続きそうだけど、その後は「ロンドン」とか「ベルリン」とか出てくるのかな?
 ちょっと急がないと、タモリも歳だしなぁ・・・。

 「パリ」編で街を案内した現地在住の日本人作家の森田女史によると、パリ中心地にあるセーヌの中州「シテ島」が“シティ(都市)”の語源だとか。


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2019年1月19日 (土)

ブラタモリ ローマ

 前回もそうだったが、今夜もローマがテーマ。「ブラタモリ」初の海外編らしい。
 前回は、コロッセウムやアッピア街道を紹介してて、紀元前の建物なのにコンクリートがすでに作られていたのに驚いた。ローマン・コンクリート(古代コンクリート)というらしいが、ウィキによると、現在使われているコンクリートとは若干作り方が違っていて、ローマのコンクリートは耐用年数が数千年というにの、更にビックリ。
 ローマ人、凄い!

 で、今夜はローマの市街地が案内されていて、ローマの繁栄には水が影響していたという話だった。
 紀元前に作られた大きな水道橋がいまも遺跡として残っていたり、劇場や図書館なども併設されていた大浴場の跡地が紹介されたし、現在も街のあちこちに無料の水飲み場があるのが紹介された。

 トレビの泉、スペイン広場など映画でお馴染みの場所も出てきて、そのシーンで一番思ったのが観光客の多さ。福岡の太宰府などの観光地も外人(特に中国人や韓国人)が多くて、声が大きくて辟易するが、今夜観たローマにもあんまり誘われなかったな。
 ベネチアなんかでも最近ニュースになっていたけど、世界の観光地では観光客と地元の人々との共存が危うくなっているみたいだね。

 紀元前の繁栄していた頃のローマの人口は約100万人。その後、3万人までに衰退して、その間廃墟のようになった期間は1000年も続いたと言う。
 先に書いた街中にある水飲み場や噴水は、水がローマの繁栄の証であるとの思いの表れらしい。
 それにしても、1000年の後の復活って、ちょっと気の遠くなるような話だな。


 

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2018年9月22日 (土)

ブラタモリ 宇都宮

 今夜はブラタモリ。
 訪問地は栃木県宇都宮市だった。
 テーマは、「宇都宮は江戸にとって重要な町だった」であり、「東京にとっても重要な町だ」ということ。

 宇都宮は江戸から東北へ向かう街道の日光から会津への道と、仙台方面に向かう道の合流点であり、そういう意味での重要な町だったということ。
 もう一つは、日光へ向かう幕府一同の宿場だったという意味で重要だった。なんと、一行の数が13万人だったというから凄い。日光参拝は年中行事だから、宇都宮にとっても一大行事。徳川の殿様が泊まるために本丸があり、宇都宮城の殿様は二の丸に住居を構えていたらしい。
 城の東側に城下町があるが、日光方面への道が城より高い西側にあり、段々と開けてきて城下町になっていったんだが、城より高い位置にあるのでいわば城上町になっているとのこと。タモリはオカシな町ですねと言っていた。

 さて、東京にとって重要とは?
 宇野宮と言えば大谷石だが、案の定、建築物の要素として東京に重宝されていたというのがその理由。
 更に、かつて250か所あったという採石場は、今も稼働しているのが7か所で、240か所以上は地下水の堪るただの貯水場でしかない。ところが、この貯水は夏場でも10度Cしかなく、その冷たさを利用してある果物が作られているらしいのだ。
 栃木で有名なのは苺。
 夏場、冷たい地下水が溜まる採石場後の上部にビニールハウスが建てられ、そこでは「ナツオトメ」という苺が栽培されていた。地下水をポンプで汲み上げ、苺の茎に冷気を伝わせることで夏季の栽培に成功したらしい。

 大谷石の採掘場跡が落盤とかで心配だとか、そんなテーマでかつてニュースになっていたような記憶があるが、立派に利用されていて、宜しいことです。

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2018年9月21日 (金)

カラオケチャンピオン

 若い頃から日記というと、長く続いて三日というのが僕の相場だったけど、このブログって奴はもう13年も続いてるんだよね。
 いわゆるノートの日記なら誰に見られることもない。思えば、誰にも読まれないというのが、モチベーションを下げてたのかな。
 ノートの日記には秘密の事も書けるのに、意外とそんなものは書かない。どこかで疑ってるんだよね、いつか読まれるんじゃないかって。
 ま、そんなこんなで、今回もひと月ぶりの更新です。

 さて、今回のお題は「カラオケチャンピオン」。
 TV番組の話です。
 実際には「カラオケバトル」とか「カラオケのど自慢」とかいうのがタイトルなんだけど、内容は同じね。カラオケで唄自慢をして、機械が採点したヤツで勝ち負けを決める。
 ありゃ、番組製作サイドとしては、昔みたいにお偉い作曲家や作詞家先生を集めなくてよくて、お安く上がるんだろうね。
 それに、視聴者からは誰々の採点はオカシイとかクレームも来ないだろうしね。だって、機械が採点してるんだから、しょうがないってもんだ。
 適当にタレントを呼んできて、美味しい言葉を流してりゃイイ。呼ばれたタレントも褒めときゃ好感度が上がるしネ。

 それにしても日本人らしいね。機械に採点させてOKって。作る方も、見る方も。

 とはいえ、この人の唄は毎回好きだね。この人だけは聴くようにしてる。


 

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2018年8月21日 (火)

さだまさし

 夕べ、NHKで「ファミリーヒストリー」がありまして、ゲストは「さだまさし」でした。
 内容は濃くてね。再現するのは骨が折れるのでやめておきますが、父方のお爺ちゃんも親父もスパイまがいの(いや、祖父ちゃんは本物のスパイだったな)活動を戦時中にしていた事と、バツ三だったお祖母ちゃんの肝っ玉ぶりが印象強かったですな。

 NHKはyoutubeには出ないだろうけど、さだ氏の歴史が分かる日テレの「波瀾爆笑」があったので(↓)。



 さて、さださんの名曲は色々とあるけれど、最初に好きになったのはコレかなぁ。カラオケでも時々唄いました。
 「母をたたえるコンサート」でのライブの動画もありましたが、ライブだと感情が表に出過ぎてお好みではなく、多分レコードの音源だと思われるこちらの唄い方が好きでした。


 


 あと、これね。
 旅ソング的な趣もあって、親子の情も染み出ていて、何時聴いても好きだなぁ。


 
 

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2018年8月 3日 (金)

お茶の間ワイド劇場

 「水戸黄門」とか「大岡越前」とか、時代劇というのは悪いお役人なんかが出てきて散々悪事をして、最後にはどんでん返しで懲らしめられる、というのが相場ですが、お茶の間のワイドショーもそういう作りになっていますよね。
 特に最近はその傾向が強い。
 但し、悪者はお役人に限らず、公的組織の幹部やら、責任ある地位の人だったりする。それとセレブな芸能人とかね。

 レスリングのパワハラとか、芸能人の泥沼離婚とか、日大の悪質タックル問題とか、ちょっと前は森友問題とか、そして最新話題は日本ボクシング連盟の山根会長のワンマン独裁私物化問題ですな。

 今は、主人公の悪事を晒す時間帯で、じわじわ、ちょろちょろ暴き出して、その内記者会見があり、時によっては裁判沙汰になり、自信満々の表情だった主人公が段々窮地に陥っていく。時には喚き散らし、或いは涙を見せる。
 そして、何らかの裁定が下りる。

 お茶の間の聴視者は、散々ためておいた留飲を下げてストレスを発散させる。

 いやーっ、ワイドショーも所詮はバラエティですからね。
 中には報道番組と勘違いしている司会者もいるようだけど、コンセプトは時代劇と変わらないから。

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2017年5月10日 (水)

今夜の「ホンマでっかTV」

 今夜の「ホンマでっかTV」から役に立ちそうな情報を。
 まずはトマト。リコピンを効率よく吸収するには、朝摂った方がいいらしス。これは、動物実験でも証明されているとの事。

 今夜はベストタイミングは?というのがテーマだったんだけど、例えば学校の授業の開始時間について、年齢が上がるにしたがって遅くから授業を始めた方が健康にいいらしいです。
 小学生は朝の8時半くらいからでいいけど、16歳になると10時、18歳になると11時からお勉強は始めた方良いらしい。そうしないと、つまり早くから始めると脳にダメージがあるらしいです。
 これは欧米ではすでに改善案が実行されていて、日本は立ち遅れていると博士たちは言ってましたな。
 そうか。僕の仕事の開始も結構遅いけど、正解だったんだな。

 これは結構昔から言われていた事だけど、筋トレをするときには部位まで意識しながらトレーニングをした方がいいみたいだし、年齢的な事も、いつまでも若いと思いたい人は大脳を騙して自分は「??歳だ」と若く設定していた方が、実際にも若くいられるそうです。
 なるほど。

 年寄りに、しゃべるときに首振りが多いのはドーパミンが不足しているからで、これは快楽ホルモンの分泌が減っているからだそうです。
 笑いって大事だね。



 

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2016年11月20日 (日)

ママ友づくりは正常な行動

 昨日、遅いお昼を摂った後に何気に見ていたNHKの番組が面白かったので備忘録です。

 番組タイトルは「NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?~最新科学で迫るニッポンの子育て~」」
 NHK番組表での内容解説には<孤独で不安。夜泣きイヤイヤ辛すぎる。夫にイラッ。母親たちが抱える子育ての深刻な悩み。それには深い訳が!あなたの育児が大変な「本当の理由」に最新の科学で迫ります>と書かれています。

 まずは“孤独で不安”の訳は・・。
 妊娠中のお母さんの身体にはエストロゲンという女性ホルモンが徐々に増えていくのですが、これが出産と同時に急激に減っていく。実はこのエストロゲンの減少が新米お母さんの孤独感や不安感の元らしいのです。

 番組では大学教授のグループがアフリカのある部族を訪ねて彼らの子育ての様子を観察しました。年齢を数えるという習慣もないそのバカ族という部族には明らかに年子(としご)と思われる子供を抱えた母親がいましたが、おっぱいが足りない時にはほかのお母さんがお乳をあげていました。所謂貰い乳ですね。僕らの子供の頃にもありましたが、こうやって赤ん坊は近所さん同士で助け合いながら育てる。これが人間本来の姿なのではないかと教授達は考えました。

 人類とよく似ているチンパンジーと人類の祖先が進化の過程で枝分かれしたのが約700万年前。チンパンジーと人類の違いの一つが子育てのやり方だそうです。
 チンパンジーは5年に一度の出産で、子供が5歳になるまでしっかりとお母さんが育てるのですが、人類は早ければ一年に一人の出産が可能であり、その分沢山の子孫を増やすことが出来るようになった。そこには共同で子供を育てるという意識が必要な訳で、その為にエストロゲンの減少という現象があるのではないかと推論されるわけです。
 核家族化が進んで、共同保育が容易ではなくなった現代。ママ友作りは自然な欲求だったんですね。

 赤ちゃんの夜泣きについても科学的な考察がありました。前提として、他の哺乳類の赤ん坊には夜泣きは有りません。
 妊娠中の赤ん坊は殆ど母親の胎内で眠っていて時々目覚めます。目覚めた時には母親から栄養をもらっているわけですが、それを昼間と夜で比べてみると、夜間の方が多いそうです。昼間は母親の方が栄養が必要なために遠慮していて、休息中の夜により栄養をもらおうとしているわけです。
 人間は動物よりずっと未熟なままで生まれてくるので、赤ん坊も胎内での習慣が残っているんですね。それ故の夜泣きだそうです。
 決してお母さんが憎くて起きるのでもなく、嫌がらせでもないんです。

 2、3歳になる頃に、何かとイヤイヤと言ってお母さんを困らせる事がありますが・・・、えっと~、これにも考察が加えられていましたが忘れました。
 人間の脳は生まれて来た時には成人の3分の1以下であり、思春期辺りまでに徐々に成長していくという事。それは人間に環境に対する柔軟性を与えているんだという事。つまり子供の脳は成長の過程であることを意識して対応すべしという事だったと思います。

 “夫にイラッ”。
 これにはオキシトシンが関係しているようです。
 母親が赤ん坊とスキンシップをとっている時には幸せホルモンのオキシトシンが出ているのですが、オキシトシンには攻撃性を高めるという作用もあり、赤ん坊に対して不都合なものが近づいた場合にはイライラが増すようになっているのだそうです。不都合の判断は母親自身ですから、夫にしてみれば理不尽な場合もあるのかも。

 ママ友同士の陰湿ないじめなんかもあるようですが、これにもオキシトシンが関係しているんだろうなと、これは僕の個人的な見解です。
 NHKの番組表では、再放送をリクエストすることも出来るようですから、未見の方アクセスしてみてください。

 今日の音楽動画はポール・サイモンの1972年のヒット曲、「母と子の絆」。
 内容はタイトルや動画の画像のように単純なものではないようですが、ま、その辺はさらりと聞き流してください。



 

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