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2016年3月14日 (月)

母と息子

 2月の初めに肺炎で入院した母は、2週間程度で退院したが、数日で反対側の肺に再発、再び2週間程度の治療を余儀なくされた。肺炎の数値は消えたものの、その後今まで生活していた老人介護施設に戻ることは叶わず、その施設の近くの病院に再入院した。自力で食事を摂るのが難しいのだ。

 1919年生まれで今週の金曜日18日には97歳になる。意識はあるが、6年以上前から発症した認知症が進行していて、会話は出来ない。

 先週が山と云われて、広島から兄が、奥さんと去年嫁にいった娘と3人で見舞いに帰って来たが、そのまま兄一人が実家に残り、母と、近くの施設に入っている父親の世話をしている。
 18歳で高校を卒業してからずっと広島に暮らし、生活の基盤を築いた兄が好きだった母は、盆、暮れに彼が帰省する度に喜び、再び故郷を離れる時に泣いた。父親に厳しくされた長男坊が可愛くて仕方なかったみたいだ。

 仕事で福岡を離れられない僕は、毎晩実家の兄に電話をして、様子を聞いている。
 母の好きだった島倉千代子や津軽三味線、民謡のCDを聴かせたらしいけれど、特に反応はないらしい。
 兄と話をしていて、彼が40数年分の親孝行を今しているような気がしてきた。

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