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2015年7月21日 (火)

油山事件

 一昨日、日曜日の西日本新聞の一面に、<「捕虜斬首」残った感触>という副題をつけて、油山事件についての記事がありました。
 1945年8月10日。福岡市は大空襲で焼け野原になった後だし、前日には長崎に原爆が落とされたので、その報復の意図があったのでしょう、捕虜となっていたアメリカ兵を8人、斬首によって殺した事件だそうです。
 捕虜を苦役につかせるのだって戦争犯罪だったのですから、殺害の意図をもって斬首なんてもってのほか。しかも、15日の玉音放送後には、証拠隠滅の為にさらに16、7人の米兵が殺されたそうです。
 いやぁ、戦争は残酷ですなぁ。
 原爆だって、非戦闘員を何万人も一度に殺したんですから、卑劣な戦争犯罪ですが、日本国内の捕虜についてさえこのような残虐な扱いをしていたとなれば、外地での暴力はいかばかりかと想像しちゃいますね。南京大虐殺も強ちでたらめではない、火の無い所には・・・と改めて思います。

 新聞記事は、この油山事件によって、実際に米兵を一人上官の命令により殺害した元BC級戦犯の人が6月に亡くなった事を思い出してのものでした。
 亡くなったのは大野城市の中島徳美さん。
 戦後、3年の逃亡生活の後に捕まり重労働30年の刑を言い渡されるも、約8年後に釈放されたそう。巣鴨プリズンでの拘留時に事件について書いた700ページ以上にわたる手記があったそうですが、ついに公の場には出なかったとのこと。

 戦後70年。中島さんの手には、斬首時の感触が今も残っていると言っていたらしい。

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