記憶の構築
一時(いっとき)は雨が続いたこともあって、涼しい時期もあったんですが、最近の福岡は今だに日中は30度を越す真夏日が続いています。しかし、朝夕は、確かに夏の終わりを感じるようになりましたね。今朝、そして夕方もウォーキングをしたんですが、聞こえてくる蝉の鳴き声が殆どツクツクホウシだけですから。そのうち赤とんぼも飛び回ることでしょう。
さて、先日のNHKで興味深い実験の番組がありました。
数人の若者を2チームに分けて、あるテーマについてディスカッションをしてもらうんですが、一チームにはスマホを持たせて自由にネット検索ができる状態にして、もう一チームはそういうネット検索が出来ない環境に置いたのです。
彼等には一人一人に脳波を測定できる器具を付けたのですが、ディスカッションの途中で脳波を調べると、スマホ無しで協議をしていた若者の脳波は活発に動いていたのに対して、スマホを使っていた若者グループの脳波はあまり活発ではなかったのです。
会議の後に出席者に会議の内容を聞いた所、スマホ無しのグループはよく覚えていたのに、スマホ有りのグループでは、ネット検索の結果でさえも記憶している人は少なかったようです。
人間の記憶というのは、他者とのかかわりの中で意見交換することで残る確率が高く、ネットを使った記憶というのは、いくら膨大な資料に目を通していても記憶には残りにくいんだそう。
この番組では、家族旅行の先々で、やたらと情報検索をする「検索依存症」のお父さんが出てくるんですが、要するにこのお父さんの旅の思い出は乏しいのではないかという批判をしているわけですね。コメンテーターからは、子供達の旅の思い出も、やたらスマホで検索していたお父さんの姿ではないかとの意見が出ていました。
我が家の子供達が学校に行っていた頃に、行事のたびにビデオカメラを持って録画していたんですが、後で思い出そうとしても、殆ど思い出さないんですよね。カメラには確かに競技なんかのシーンは残っているけれど、いざ家族としての思い出、子供の生き生きとした思い出は残っていない。
子供の録画も程ほどにして、もっとスキンシップを増やした方がいいと思いますね。個人的には今更ですが・・・。
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