まるでジュラシックパーク
オハイオで、飼っていた猛獣を放った後に自殺した男の事件、ワイドショーで聞きながら、まるで映画「ジュラシックパーク」みたいだと思いましたな。
猛獣を個人で飼うのは、オハイオの他にもいくつかの州が許しているそうですが、なにしろ今回の個人所有の飼育園から逃げ出したのは<グリズリー(ハイイログマ)、ツキノワグマ、オオカミのほか、ライオンやトラ、チーターなどネコ科の大型動物など全部で56頭>というんですから、想像するだに怖いです。
オオカミくらいなら、ひょっとしたら家に鍵さえ付けて隠れていれば入ってこないような気もするんですが、ライオンとかトラとかクマ、こいつらがもしも腹をすかしていたら、たとえ玄関を閉めていても、リビングの窓ガラス越しに人間の姿を見かけたらガラスを蹴破って飛び込んでくるだろうし、たとえ2階に逃げていっても、木製のドアくらいならひとたまりも無く壊されるでしょうからね。まさしくジュラシックパークのヴェロキラプトルですよ。
遺体で見つかった園の所有者は62歳のテリー・トンプソンという男。武器の不法所持による1年間の禁錮刑を終え、3週間前に連邦刑務所から出所したばかりだったとのこと。最近、奥さんとも別れたらしいし、飼育園では猛獣以外にもサルなども飼っていたというし、餌代なんかも相当かかるでしょうから、そんな諸々の事情があったと想像できますな。
猛獣たちを逃がした後に自殺をした彼の遺体は、獣にいじられた形跡があったとのことでした。自業自得なのか、本望なのか・・・。
ということで、クマとかライオンとかがタイトルに付いた音楽を探していたら、これが出てきました。唄っている人も怖そうです。
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