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2011年6月13日 (月)

「 」の中の。

 息子の部屋のベッドは、学習机とセットで売っているものの頂きもので、普通のベッドより寝床面が高い。なので、寒がりで暑がりの息子は、夏は寝苦しいからと普段は私が寝ている和室で寝ています。ウサギ小屋のマンション住まいなので、当然私が彼の部屋で寝ております。
 今朝も息子の部屋で目を覚まし、少し早かったので、彼の机に座って、なに気に国語の教科書を開いていたら、芥川の「羅生門」とか重松清の短篇だとかが載ってまして、懐かしい「羅生門」を読み始めました。
 ふと気が付くと、登場人物の台詞の表記で、「 」の末尾に「。」がありました。
 実は、別途に作っている映画のブログで、映画の台詞を引用する時に、そういう文章を書くことがありまして、昔は末尾に「。」を付けていて、後に(確か)村上春樹の小説には「。」がないことに気付き、過去ログを修正した経験があります。なので、これは芥川が昔の人だからかなぁと思って、重松の小説を見たら、ここにも「 」の末尾に「。」がありました。

 さっそく、ググッてみましたら、「ライトノベル作法研究所」というサイトの関連部分にかなり核心部分をついたやりとりがありました。

 要約すると、学校の教科書などは、文科省の定めた表記法の基準に則って「 」の中に「。」を付けるけれど、小説などの商用出版物は、「 」の“閉じ括弧”自体に文末の意味があるので、更に文末を表す「。」を付けるのはスマートではない、というような編集者の考えが業界内に広まって省略するようになったということです。
 印字量を減らす為などの経済的な理由もあったのではないかと、個人的には考えました。

 ググリついでに、台詞の表記についての「どんぶり先生の原稿作法」のページもリンクさせておきましょう。

 上の(↑)文科省の基準って昭和21年のものらしいんですが、それが本当なら、も少し現実的に修正してくれて良いと思うんですけどねぇ。これも“お役人仕事”ですかな。

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