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2010年7月19日 (月)

0番アイアン

 去年に続いて2度目の挑戦となった全英オープンで、石川遼君は予選を突破して、最終スコアを-2で終えた。予選では先月の全米でも一緒に回ったトム・ワトソンと2ラウンドした。
 今年開催されたセントアンドルーズ・オールドコースでは5年に一度全英オープンが開催されるが、60歳のワトソンはもうこのコースには来ないだろうとの思いがあったようで、18番ホールにかかる石橋にキスをして別れを惜しんだ。予選落ちしたワトソンに最後に声を掛けられた遼君が、その後のインタビューで声を詰まらせる一幕もあった。

 さて、今回のTV放送をみていて新発見だったのが、「0番アイアン」。1番、2番アイアンというのは知っていたが、0番というのは初耳だった。2番アイアンまでなら僕ら素人でも一度くらいは使ったことはあるけれども、結局、3番、4番の方が遠くへ飛ぶということを知らされるのが落ちで、下手をすると5番アイアンの方がもっと飛ばせたりする。
 ネットで調べると、遼君の使っているヨネックスの0番というのは、ロフトが15度~17度くらいのもので、ロフトだけでいえばスプーン、あるいはバッフィーと同じということ。海辺の強い風に負けない低い球筋と、狭いフェアウェイに落とせるだけの方向性を持たせるために使ったのだろうが、今回の出場選手約150人の中で7番目に高いフェアウェイ・キープ率を出したそうだから、その戦術は当たったということになる。解説の青木に言わせると、もう少し年季が入ると、番手じゃなくて打ち方で球筋を変えれるようになれるらしい。ま、そうなれば遼君も本物だということだ。

 -2は27位でのフィニッシュ。初日で68と好スコアを出しながら、二日目、三日目でオーバーパーとなり、最終日のスタートはイーブン・パーからだった。
 池田勇太は予選落ち、谷口徹は3オーバーの60位、宮瀬博文は4オーバーの68位。終わってみれば、日本勢でただ一人のアンダー・パーだった。

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