農水省と事故米とコメ商社
三笠フーズや浅井、浅井からコメを買ったという○○穀物とかいう会社をコメ商社というかどうか知らないんだけど、浅井とその○○穀物(以下“○○”という)の社長は、米の認識について食い違ったコメントをしていた。浅井は事故米として売ったというし、○○は食用の米として買ったという。今日のニュースでは、浅井は農水省から10円で買った米を○○に50円で売り、○○は100円から150円で転売したことが分かった。正規の米の取引額がいくらなのかは知らないが、今日のニュースで見れば、○○の方の利益率が高いことが分かるし、50円で買った段階で訳ありの米という認識があったのではないかと思う。
TVのニュースでは、農水省から買った事故米を無償で、つまりタダで転売した会社もあったことが分かった。つまり、事故米というのは米商社にしてもやっかいなお荷物だった訳で、農水省が正常な米を売る見返りに事故米の処理も彼らに押しつけていた様子が見て取れる。5年間で96回も立入検査をしながら、不正な取引を見抜けなかったというのには、そういう背景があるからではないか。 大体、不正取引なんか伝票を見れば分かるでしょう。
農水省は事故米は輸入先に返品するように方針を変えたとのことで、又三笠フーズ等に対して刑事告発をした。農水省に関しては、その前に、取引契約に違反したとして三笠フーズに数千万の違約金の請求をするとかの発表をしていた。農水省以上に甚大な被害を負うであろう被害者を無視していたのにもあきれた。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント