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2007年10月16日 (火)

保険より予防

 夕べの「TVタックル」では、後期高齢者保険制度についての討論があった。2006年に与党が出している法案だが、75歳以上の高齢者が対象の新規保険制度で、要するに、国民保険を補填する財源が逼迫しているので、75歳以上の年金生活者からも保険料を取ろうというものだ。2008年から実施予定という案だったが、前回の参院選で与党が惨敗したので、“凍結”と言い出したらしい。

 法案の説明の間には、介護で働く人々の仕事ぶりの厳しさも紹介されていた。一般企業の平均給与よりも、介護ヘルパーの平均給与は3割方少なく、離職率も高いという。
 人員不足の解消に、フィリッピンの介護士を育て、雇うという計画が進行中で、野党議員からは本末転倒であるなどとの意見も出た。介護の質が落ちるのが心配とも。

 これに対して、一部のブログでは、『コストの安い外国人に依存して何処が悪いのか』との意見もみる。
 野党の話は、外国人を排除するという意味ではなく、数十年前には身内でやっていた高齢者の介護という仕事を、いつしか他人任せになり、そして言葉も容易く通じないかも知れない外国人に任せる、そういう流れはオカシイのではないかという事だと思う。

 色々と、与党、野党の議員が出てきて説明していたが、財源の確保の話ばかりで、どうも抜けていると思うのが、出ていく方を減らそうと言う話だ。
 保険料の話では無い。
 要するに、病気なり、介護なりにかかる総費用を減らそうという話だ。つまり、予防が充分で病気にならなくすれば病院に行くこともなく費用も少なくなるということ。

 かつて、アメリカでは保険料の増大に危機を感じた時の政府が、食の問題からつぶさに検証して白書を出したことがあると聞いたことがある。それがどれほどの効果を得たかは知らないが、日本の政治家からその辺の話が全然聞こえてこないことが不満だ。
 こういう食生活、こういう生活習慣をしましょう。そうすれば、これこれの発生率は何%減るでしょう。みたいな話だ。民放の番組で似たようなことはやっているが、日本人は真面目なんだから、NHKでも1週間に1本といわず、毎日本格的にやれば結構効果はあると思うんだがね。

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