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2006年12月15日 (金)

華麗なるギャツビー

 最近、村上春樹翻訳の「グレート・ギャツビー」が出版されて、かつて野崎孝版で読んだ者として、また村上ファンとして気になるところでした。家の近くの書店で立ち読みしてみましたが、やはり野崎版の古めかしい雰囲気の方が20~30年代の小説の舞台に相応しいのではないかと感じましたな。村上版がイイと言う人は、その雰囲気が現代的で宜しいという事らしいですが。
 野崎さんと言えば、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」もこの方の訳で随分昔に読みましたが、この本も何年か前に村上春樹が翻訳してました。あれも少しだけ立ち読みしただけで、その後book-offで野崎版を見つけ買いました。

 少し前、ギャツビーも村上版を見つける前から読みたくなっていたので、book-offを探してみましたが、あったのは大分黄ばんだものが3冊ほどで、仕方なく新しい文庫本を買いました。ジャック・クレイトン監督、ロバート・レッドフォード、ミア・ファロー主演の映画を観ていた頃、このギャツビーを何度も読み返していたのが思い出され、またフィッツジェラルドの文章の美しさを再確認しております。
 角川文庫でも同書が出ていますが、翻訳は勿論野崎さんではない。素人がいうのは何ですが、あまりにも違いすぎる。野崎版の行間にほの見えるものが何もない、貧弱な訳だなあと感じた次第でした。

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