マイ・チャップスティックス
今朝のTVでも、夕方のニュースでも、「中国が割り箸の輸出を禁止する。」という話題を取り上げていたが、ネットの検索では何も出てこない。日本の飲食店で使われている割り箸の殆どは中国製ということで、すでに去年辺りから値上げ(1.5倍から2倍)が行われてきたらしい。
日本の年間の割り箸輸入量は250億膳。一人平均200膳の消費量になるそうだ。
中国側の政策は、単純に値上げの為とは思えず、過度の森林伐採の抑制の意味もあるのではないかと思う。
毎年、春先の黄砂の原因の一つに、中国内陸部の砂漠化があるということだから、ある意味いいことかも知れない。
TVのニュースでも言っていたが、割り箸じゃなくて塗り箸を使い回しすればいいんですよ。お皿だって、ナイフ、フォークだって洗って使ってるんだから、箸だけ例外というのはオカシイ。昔の大衆食堂みたいに、鉛筆立てのような箱にザラッと置いておくというのは多少抵抗のある人もいるかも知れないが、そんな人は、お弁当に箸を入れていたように、マイ・チャップスティックスを持ち歩けばいいんですよ。
僕らの小さい頃は、中学校からは給食がなかったので、毎日お母さんが作ってくれる弁当を持っていったもんです。アルミのドカ弁なんてのもあった。で、お箸は弁当箱に内蔵できるモノもあったし、別に箸箱に入れて持っていったりした。コレと同じ。会社員や学生は、毎日のことだから、自分の箸を持っていけばいい。お昼と夕食も外でって人は、お昼の後には洗って箱にしまえばいいんですな。
昔、日本製の割り箸は、古い電柱の残材で作られていたと聞いたことがあるが、今でも日本製は建築の残材が主な材料のようです。
中国製の割り箸で使われている漂白剤や防腐剤が人体に影響があるのではないかと問題になったこともあったのに、あの後は大した騒動にはならなかった。今回は、飲食店だけでなく、100円ショップなどの小売店舗等にも色々とリアクションがあるようです。
さて、本日から福岡は本格的に梅雨に入った模様で、一日雨模様、時に激しく降っています。外に出ていく用事がないときの雨というのは、嫌いじゃないです。
向かいのマンションの屋上。高架水槽の上で二羽のカラスが雨に打たれておりました。
「つゆカァ・・・、雨カァ・・・」って、呟きながら。
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