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2006年6月 7日 (水)

黄金比と白銀比

 ダ・ヴィンチが話題になっているところへ、先日TVにてモナリザの美の謎を解く鍵として“黄金比”について特集していた。そして、それに対抗して日本に聖徳太子の頃から受け継がれてきた美の方程式“白銀比”についても。

 黄金比については何ヶ月か前にも「世界一受けたい授業」で聞いたような気がして、検索したら2005年5月29日の日記に書いていた。秋山仁さんの授業に出てきていた。

 黄金比とは西洋に昔からある美の比率。
 『ウィキペディア』によると、<線分をa,bの長さで2つに分割するときに、a:b=b:(a+b)が成り立つように分割したときの比a:bのこと>だそうだ。
 具体的には、「1:(1+ルート5)÷2」という式になり、数値で表すと「1:1.618・・・」となる。端数を端折って、1:1.618というのが一般的らしい。

 モナリザの美しさには黄金比があり、眼の形、鼻の形、顔の形を長方形で囲うと縦:横がその比率になるらしい。ギリシャ、パルテノン宮殿の形も立面で見るとそうなっていると紹介された。

 黄金比率を整数で分かり易く表すと9:16。身近な例で言えば、横長のワイドTVのサイズ、映画のスクリーンがこの美的なサイズで作られている。映画のDVDのパッケージを見ると、サイズの欄に「9:16」というのはよく見かけると思います。

 モナリザが黄金比で出来ているというなら、実際の人物でもいるだろうということで、例に挙げられたのがオードリー・ヘプバーン。概ね、外人の卵形の顔は黄金比で出来ているようです。
 そして、体型でいえば、「へそからつま先までの長さ:身長」が9:16だとモデル体型として理想的とのことだった。

 面白いのは、そういった人間にかかわる事だけでなく、自然界にも黄金比で作られている物があることだ。一年前のTVでも紹介された向日葵の種の螺旋配列が今回も例として挙げられた。
 更には、太陽系を外側から見ると黄金比の螺旋形になっているし、なんと人間のDNAの螺旋状になった配列も黄金比だそうだ。

 一方白銀比率とは、「1:ルート2」。数値で表すと「1:1.414・・・」。昔の「♪受験生ブルース」の歌詞にもなった「ひとよひとよにひとみごろ・・・」のあの1.414である。図形でいえば、正方形の一辺と対角線との比だ。

 『ウィキペディア』には、<日本建築におけるモジュールの1つとして白銀比が用いられていると考えられる。例として法隆寺の五重塔を上から見た投影平面図における辺(短辺と長辺)の関係が挙げられる。>と書いてある。

 白銀比は、身近な例では、A4とかA3とかのあのコピー用紙の縦横サイズ。日本人の顔は、黄金比よりこの白銀比で出来ているのが普通のようである。

 白銀比に関して日本に伝統的に伝わってきたという理由になっているのが、大工さん達が使っている曲尺(かねじゃく)。これの目盛りには通常の寸法を印した面の反対側に1.414倍した目盛りがふってある。これを使うと、一本の丸太毎に、それから切り出される角材の大きさが一目で分かるらしい。

 白銀比は人工的な感じがするが、黄金比は自然界や宇宙との関わりもあるようで面白い。

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