6月からです、新道交法
平成16年に道路交通法が改正されていて、今年の6月8日から施行されるそうな。その中の駐車違反に関するモノを、先日、ワイドショーでも取り上げていたが、目玉は取り締まりを民間人に委託できるということ。
大まかな内容は警視庁のHPで分かるが、TVで取り上げていたのとは大分ポイントが違う。
TVでは、取り締まりが厳しくなって、ちょっとのトイレ駐車でも今までのようなお目こぼしが無くなってしまうので、タクシー会社や運送業者から陳情が殺到、行政はPSE法と同じく、一部の人に例外を認めるというような処置を検討しているらしい、というような事だった。
違反金についても、運転者が出頭しない場合は、車の持ち主に罰金が請求できるようになったそうで、これは、レンタカー会社には、新たな出費を伴う対策が必要になりそうだということだった。
なんだかなぁ。
違法駐車車両にぶつかって無くなる二輪車通行者がいるのも事実だし、110番の半数以上が駐車に関する苦情だったりと、色々と問題はありそうだが、『またしても民間委託か・・・』という感もある。
建築確認みたいに、責任放棄にならなければいいが。
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コメント
タクシーの運転手さんたちは、道交法が変わるたびに、どんどんやり辛くなってくみたいで戦々恐々ですね。
民間委託だと、たとえば暴力団の車には違反の切符は切らないだろうし、すごい不公平が起きるんじゃないかと懸念してる人もいます。
反則金が倍になったときも思ったんですが、タクシー運転手の中には月10万程度しか実入りのない人もいて、そんな人にはとても払えないような非常識な金額。なんか世間からずれてるような・・・
投稿: TARO | 2006年4月16日 (日) 12時22分
交通違反で罰金を払ったのは、随分前に一度きりのスピード違反でしたが、あの頃とは数倍違うらしい金額は、絶対払いたくないですね。
正しい法律を作るのはいいですが、運用の実態を掴んで修正するのが、日本人は下手くそな感じがするんですよね。
投稿: 十瑠 | 2006年4月17日 (月) 20時31分