16歳の少年の書いた本。「CATCH A WAVE」
NHKの朝のテレビ小説。前回の「わかば」は「天花」に次ぐ視聴率ワースト2の記録となったそうだが、今回の「ファイト」も結構怪しい。「わかば」以下になるかも知れない。
代々、女性が主役のドラマで、脚本も女性が書いているんだが、偏見かも知れないがちょっと現実離れしたストーリー展開になるときがある。
今回も、大手の商社の不正を図らずも告発した金属バネの製作会社が、例の食肉倉庫会社のように倒産の憂き目にあうという話となっているが、仕事の注文が少なくなっているのに、営業にまわるのが社長だけという設定はちょっとどうかと思う。仕事がなければ工場に出ても仕方ないので、常識的には№2や№3の社員が一緒に、いや、社員全員で営業に回るくらいの努力はするものだが、そういう風には描かれてなかった。ちょっと、ネ。この辺はなんともいかんですな。
ちょっと前の、朝の「とくダネ」で小倉氏が紹介していた本。「CATCH A WAVE キャッチ ア ウェーブ」。
16歳の豊田和真という少年が書いた本で、内容は<あこがれの湘南で初めてのサーフィンに果敢に挑む落ちこぼれ高校生3人組。初恋の人ジュリアのために大洋は台風直後の大波に命をかけるが・・・。サーファーとして自然をリスペクトしていくことを3人は学んでいく。>というもの。
映画になることを想定して書いたそうで、映像的で面白いとのこと。大抵の作家というものは映像的に書こうとするものだと思うが、小倉氏の言うとおりに、『16歳の少年の書いたものを本にする角川が凄い』。当然読んだ上でのことだろうが・・・。
さて、片岡義男のようだと、ちょっと困るけどね。
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